今回はご自宅にEV専用コンセント（単相200V）を設置したいとのお問い合わせを頂いた時のお話で分電盤が自宅に付いているが、EVコンセントを設置して欲しい場所が建物から10mくらい離れたカーポートにEVコンセントを設置できないかとのお話で現場調査にお伺いいたしました。

現場調査　無料御見積

現場調査にお伺いして分電盤の位置やカーポートの位置を確認して配線経路や工事内容をお客様とご相談しました。

お客様の希望としては「分電盤からEVコンセント配線すると住宅の壁面に貫通穴を開けなければいけないのを何とかならないものか？」との希望でしたので電力会社へ設備変更の申請を行い、電気メーター横に引込開閉盤を新設して引込開閉器の2次側にEV専用小型漏電ブレーカーを設置する工事内容をご提案いたしました。

後日、ご依頼を頂きましたので工事にお伺いいたしました。

電力会社申請

工事にお伺いする前に今回のEVコンセント工事は引込開閉盤を設置する電気設備に変更となりますので、電力会社に電気図面を用意して設備変更の申請を行います。

電力会社より承諾が下りたら工事完了となります。

注）既設設備によっては引込開閉盤設置の設備変更工事ができない場合もあります。

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2022.04.11

電力会社申請が必要な主な電気工事内容

https://www.denkikoujiqa.com/housedenki/denryokuconpany

電力会社申請が必要な主な場合電灯契約で電力会社申請が必要な場合各電力会社によって違いはありますので詳しい内容はは電力会社または電気工事店【テイクサービス】に相談しましょう。どんな電気工事で電力会社申請が必要なのか詳しく見ていきましょう。電気契約新設工事を行う場合電気を使用したい場所に新たに電気契約新設工事を行う場合は電気工事店【テイクサービス】に電気工事依頼して電力会社に申請をしてもらい幹線配線工事、分電盤設置工事などの電気工事施工後、電力会社から電気メーター設置、電柱からの引込線の工事をし...

引込開閉盤新設工事

電力会社より承諾がおりましたら電気工事を行っていきます。

日東プラボックスを電気メーター近くの壁面に取付てプラボックスの中に引込開閉器50A漏電ブレーカを設置します。

電気メーターの2次側からの幹線を、引込開閉器ブレーカの1次側に接続して引込開閉器２次側のからの幹線を電気メーター2次側に接続してあった室内分電盤までの幹線と接続します。

引込開閉盤の50A漏電ブレーカを契約ブレーカとすることで引込開閉器盤の２次側からEV専用コンセント（単相200V）用の電源を取り出せるようになります。

引込開閉器盤内EV専用小型漏電ブレーカ設置工事

引込開閉器盤に漏電ブレーカの横にEV専用小型漏電ブレーカを設置して漏電ブレーカ２次側の２線を使って単相200V電源を取り出しEV専用小型漏電ブレーカの１次側に接続します。

単相200Vなので黒線と赤線で配線してテスターで200Vの電圧を確認して引込開閉盤工事は完了となります。

アース接地工事

EV充電コンセントにはアース線が必要ですので引込開閉器盤の直下のコンクリートにヒルティで穴を開け、開けた穴にアース棒を打ち込みます。

接地抵抗計で測定して今回の現場は100Ωまで落ちましたのでアース線を引込開閉盤まで露出配管配線工事を行いアース線を引込開閉盤まで配線しました。

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2022.02.19

アース接地工事　D種接地工事　

https://www.denkikoujiqa.com/housedenki/asud

D種アース接地工事アース接地工事がなぜ必要か目的洗濯機や水回りの機械を使用中に感電しないようにする為、人等に対する感電を防止する。電気機器に漏電が起きた場合に漏電による火災を防止する。漏電が起きた場合に漏電保護装置（漏電遮断器、漏電警報器）を確実に動作させる為(漏電ブレーカーが設置していない分電盤は漏電ブレーカー設置を強くお勧め致します。)変圧器低圧側の中性点を接地する系統接地の目的、変圧器内部の混触事故により低圧側の電路に高い電圧の侵入を防止する為に必要となります。D種接地(アース)工事の接地の...

EVコンセント配管配線工事

今回は建物からカーポートまで架空配線工事を行いますのでまず、建物の配線工事を行います。

建物の上部に引込金物を設置して引込金物から引込開閉盤まで配管配線工事でVVF2.6×2ケーブルとアース線を配線します。

次にカーポートにも引込金物を設置してEV充電コンセント設置場所までVVF2.6×2ケーブルとアース線を露出配管配線工事で配線を行っています。

架空配線工事

建物に設置した引込金物とカーポートに設置した引込金物を小碍子（白）を引込用ビニル絶縁電線に接続して碍子を引込金物に設置して真っ直ぐ架空配線工事を行います。

電線接続部分は接続コネクタを使用して接続します。

EVコンセント設置工事

EV充電コンセント設置場所にスペーサーを設置してスペーサーの中にケーブル線を通してスペーサーの上にEV専用コンセントを設置して工事完了となります。

工事完了 電圧確認

すべての工事が完了したら引込開閉器盤内の小型漏電ブレーカを入にしてEV充電コンセントで200Vの電圧をテスターで確認して工事完了となります。

お客様にも大変喜んでもらえました。

中部電力委託工事店 株式会社田島電工

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EVコンセント新設工事価格

今回の工事価格は要御見積となります。

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2022.03.14

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